豊吉稲荷社の御火焚祭

毎年11月3日は、久御山町東一口(ひがしいもあらい)に鎮座する「豊吉稲荷社(ほうよしいなりしゃ)」の火焚祭の御奉仕をします。

豊吉稲荷社は東一口の集落の路地裏(かつての本通り)にひっそりと鎮座しており、知る人ぞ知る御社ですが、大変由緒ある霊験あらたかな神社です。

また、伏見稲荷大社の鎮座する稲荷山36番の「豊吉稲荷」とも関係し、東京都大田区に鎮座する「太田姫稲荷神社」の元宮と伝えられている神社です。

午後からの神事には、地元の東一口自治会の役員さんの参列のもと、今年の農作物の収穫に感謝するとともに地域の益々の繁栄を祈願し、滞りなく神事を納めました。

御社が鎮座する東一口(ひがしいもあらい)という地名は、難読地名としても有名ですが、今年の久御山町民文化祭の展示に町郷土史会が探求された読み方の由来が出ていました。