大中内池神社の例祭

今日は午前10時からお「大中内池神社」の例祭を斎行いたしました。

「大中内池神社」京阪国道(国道1号線)と京滋バイパスの交差する北東に鎮座する法人格を持たない神社です。

巨椋池土地改良区が管理し、地元の久御山町の森自治会が維持管理をされています。

昭和8年に食糧増産の施策により、国営事業として当時広大な面積を誇った巨椋池が干拓されることになり、同時に「大内池」と「中内池」の干拓も行われました。その大内池と中内池の干拓により犠牲となった生物の鎮魂のため、そして干拓地で耕作や仕事をされる人々の安全と繁栄を祈願するために創建されたのが「大中内池神社」です。

近年では、神社の立地が国道に面しているため、交通安全の祈願に参拝される方も多いです。

大中内池神社の祭礼は一年に一回、以前は10月18日を例祭日とされていましたが、最近は18日前後の日曜日に斎行しています。

例祭には、近隣のたくさんの企業からも多くの奉納金を頂戴し、森自治会の役員や巨椋池土地改良区の役員、また近隣の自治会長さんの参列により盛大に斎行されます。